タビ Journey スルー Through ヒト People

car 2012 Surfing Indonesia inside story  Part 2 「よーし これから町に行くぞ」1時間かけてパチタンの町に行き食料品や生活用品の買い出しにでかける。  包丁からフライパンなど必要物を揃えるころにはもうすっかり日も暮れていった。町のチャイニーズレストランで空腹を満たした後、マットレスを購入するため布団屋さんを探す。  ジャワの人が経営する店を見つけマットレスがあるか聞く。  英語通じないし、インドネシア語よくわからない。 頼みの綱のぺペンはどこかに買い物行っちゃった、でも何とか「8枚もマットレスを購入するんだよ、だから安くしてくれ!」という意思を伝える。、カメラマンの神尾ちゃん曰く「ハワイでは1マット40ドルぐらいするんですよね、あー」 そうか、ならば毎日使うものだし20万ルピアぐらいならいいなと思ったら、なんと枕も付けてくれてその価格でOKだった。もう少し値切れたのかな。。。 こんな時間にジュパンから来た人が沢山マットレス買ってくれてだいぶ儲かったようで、ご機嫌になった店のオーナーの奥さんが何やらイスラムの神様に祈りながら、帰る僕らにまた来てねみたいな感じで微笑んで見送ってくれた。ビラに戻りマットレスに身を横たえると猛烈な睡魔が襲ってきた、長い一日が終わろうとしていた。 me 夜中にあまりの寒さに目が覚めた、マットレスだけでOKかと思ったのが間違いで、吹き抜けの窓からは冷たい空気が容赦なく入り込んできていた。外は暗くてゴロンゴロンと雷が鳴っていた、雨の音もするし何だか悪い夢を見ているようだった。Gパンとロンティーをまとい、梱包に使っていたエアーキャップを体じゅうに巻き付けてなんとか寒さをしのいだ。  うろん 明らかにBBQの匂いではない、きな臭い煙の臭いで目覚めた時はあたりはすっかり明るくなっていた。 2階のフロアーから下に降りると真平とビデオグラファーのトシさんが建築廃材が散乱しているビラの庭でタキビをしながら買ったばかりのヤカンとナベで朝食を作ってくれていた。最高にうんまい!うろんとコーヒーだった。味と引き換えに買ったばかりのヤカンとナベはタキビの火と煙で真っ黒になっていたけど。。。 DSC00075 こんな状況でもカイトはすこぶる元気で、朝の引き始めの時間を見計らって海に出かけて行った。


タビ Journey スルー Through ヒト People

見ず知らずの土地で波を求めてやってくるサーファーと友達になれるのはとても楽しいことだと思う。 jawa1 JAVAではブラジル、スペイン、オーストラリア、ニュージランド、アメリカ等、様々な国から同じように波を求めてこの地を訪れていた。 彼もその一人で仕事はアメリカ本土ではワインづくりをしている。  暇を見つけては色々な土地へ出かけているようだが、この旅から1年経った今回のバリトリップで再び彼と会うことができた。


タビ Journey スルー Through ヒト People

DSC000762012 2012Surfing Indonesia inside story part1 旅に出てみると当たり前の日本の生活から一変した環境に戸惑いと興奮を感じる。 移動の時の街並み、人々、食べ物等々。波を求めるサーファーにとってまだ一度も訪れた事のないポイントへ出かける興奮は特別なものだ。たった一枚の写真を見せられて心を揺さぶられ出かける決心をして旅立つ。  そこに期待した波を見つけることができればハッピーだし、仮に裏切られたとしてもそれはそれでOKとできる。なぜならば波だけを求めなくてもそこには今まで経験できなかった大切なものを見つけられるからだ。 イスミン   この漁師町の集落には魚市場と何軒かのマーケットしかなく人々はのんびりと暮らしている、きっとほとんど自給自足で事足りるのだろう。そんな彼らの生活を見ていると、生きてゆくのに必要なものは金銭や物だけではないんだと教えてくれている気がする。もちろんある程度は必要だけどバランスが大切ということなんだ。家族と平和に暮らし自然の恩恵を受けながら暮らせるならば幸福という訳だ。 ここに行ったのは去年の6月。博通さんがここのポイントの前にビラを建設中との事で是非そこに行ってみたいと思ったし、以前に見た1枚の写真の波と背景の景色が忘れられず期待を胸に旅立った。デンパサールに夕方着いてその日はクタに泊まり早朝の便でジョグジャカルタに向かう。 そこから車で3,4時間走ると目的地に到着する。 まずは建設中のビラに向かう、車中では博通さんが「大体ね、建築率は70パーセントか80パーセントぐらいはできてるんだよねー」と言ってたんでとりあえず荷物おろして買い出しかな、みたいな感じになっていた。ビーチに向かう角を曲がると海が見え右手にビラが現れた。 家45 1回のフロアーはいい感じの吹き抜けだった。  というかまだ扉も、もちろんガラスも入っていなかっただけなのだ。博通さんがつぶやくように言った「全然出来てねーよー」 一同唖然として大きくうなずきながら、自分も心の中でつぶやいた「建築率50パーセント、、、」 流石にインドネシアンスタイルの大工さんたちも「オーナーさんが来たから仕事でもすんべやー」と言う感じで、海辺の集落の一角が電動のこぎりとカンナの音でにぎやかになっていった。 旅にはいろんなことが起きるのは常でそれにどう対処するか、この状況をどんなふうに楽観的に乗り切るかが今後の日々を変える。


バリから先週、帰ってきました。 最近はサーファーも道路も混んでるとか言っていましたが予想どうりでした。 でも波は最高でサーフスポットとしては素晴らしい場所であることを再認識させられた旅でした。


The man Tatuya Fukagawa

ホームブレイクは鵠沼、KONGウェットスーツのキベCHANGと共に波が上がり始めると必ずここをチェックにやってくる。  波が大きくなると彼のライン取りは大きくて力強い。 サーフィンのスタイルは太いラインをテーマにしている。 いつもニコニコしていてフレンドリーなタツヤ。 がっちりとした体格、丸くて人なつっこい顔はまるでオキナワンのようだ。  来週は台風?とにかく波の塊がやってくる予想になっているが、どうなんだろうか? こちらには雨が欲しいところだけど。。。  自分は来週からバリに修行に行ってまいりますので、このウネリはスル―します。